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文学フリマに参加した。

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さる五月二十三日に蒲田で文学フリマが開催され、不肖私も参加してきました。抽選に当たったらやってみよう的に見切り発車。蓋を開けたら申込全サークルが参加可能と。うわー、準備しなくちゃ、と慌てふためく私。
ブースのこっち側なんて何年ぶりだ。
有志(といっても二人だけど)による小説をまとめて三十頁の冊子を作りました。完全家内制手工業。プリンタもこれを期に買い換えた。
出来たのが写真のものです。
「つらら」という名前はサークル紹介文にも書いたように、何の役にも立たない、読み終わっても何も残らない、をテーマにつけたもの。深い意味は皆無。
内容は三分の二以上が不条理日常ゾンビ小説(小角高樹)。残りが「すこしふしぎな」新井素子風2短編(鹿野菓子)。
当日はお手伝いに駆けつけてくれたT氏(数年ぶりに再会)とともに三十路も半ばの男二人で売り子です。
表紙が予想以上にかわいらしくなったため、表紙を見て手に取る人、特に女性が多かったように思えた。が、パラパラめくるとそこにあるのはゾンビ小説。たぶん爽やかで綺麗でキュートな小説が載ってればよかったのかもしれない。しかしそこにはゾンビ小説。血です。死闘です。臭いです。
中身を見て置かれるのはこういうイベントの常なのだが、今回ばかりはどうも作戦を違えた気配濃厚。自分との戦いに負けてるだけという気もしなくはないが、急いで「ゾンビ小説です」とか「グロいです」とか申し訳程度に紙に書いておく。さらにおまけの手製栞をチラ見せして販促活動に勤しむ。せこいです。ま、こんな不熱心な輩ですが、色々勉強になりました。
それでも購入してくれた方々がいました。中には、私ゾンビ好きなんです、と言った女性もいました。もしも楽しんでもらえたら幸いです。
新聞社の取材もいたけど、活字離れが進んでいる昨今だが的な論調で記事にするつもりなのかね、などと毒づきながら眺めたり。
手作りするのはもともと好きだから作業も楽しかった。閑古鳥がなくブースでまったり座ってるのもね。

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